年齢とともにゆっくり進行する「加齢性難聴」。 実は、誰にでも起こり得る自然な変化です。しかし、「年だから仕方ない」と放置すると
・会話時の双方の負担増加
・外出時の不安
・家族や周囲とのすれ違い
・認知機能への影響
など、生活の質に大きく関わります。「最近聞こえづらいかも…」と思ったら、まずは耳の状態を確認してみることをお勧めします。
このような症状はありませんか?
加齢性難聴の方には以下の症状を訴える可能性があります。
・テレビの音量が以前より大きくなった
・会話の聞き返しが増えた
・騒がしい場所で話が聞き取りづらい
・女性や子どもの声が聞き取りにくい
・会話をしていて言葉が不明瞭に聞こえる
・家族から「聞こえてる?」と言われることが増えた
加齢性難聴による難聴はゆっくり進行するため気づきにくいのが特徴です。
加齢性難聴とは?
加齢により、耳の奥(内耳)にある音のセンサーの蝸牛内にある音を感知する「有毛細胞」や音を脳へ伝える神経の働きが弱くなることで起こる難聴です。 特に高い音から聞こえにくくなることが多いため、言葉の一部が欠けて聞こえることが多いです。
加齢性難聴の特徴
加齢性難聴は聞こえの機能の老化によって生じる疾患です。以下のような特徴があります。
・ゆっくり進行する
・両耳に起こることが多い
・痛みや耳閉感はほとんどない
・会話の内容は分かるのに“言葉がはっきりしない”
「年齢だから仕方ない」と思われがちですが、適切な対処で生活の質は大きく改善します。
放置すると起こりやすい影響
加齢性難聴は、単なる聞こえづらさだけではありません。
● コミュニケーションの負担
聞き返しが増え、ご自身と話される方共に会話がストレスに。
● 社会的な孤立
会話が難しくなると、人付き合いが億劫になり、外出が減ることも。
● 認知機能への影響
難聴は認知症の“修正可能な最大のリスク要因”とされています。
● 安全性の低下
車の接近音やアラーム、警報音に気づきにくくなります。
早めの確認・評価・対策が、将来の安心につながります。
当院で行っている診察/検査について
当院では、聞こえの状態を正確に把握するために、以下の検査を行います。
● 耳の一般診察
聞こえの悪さが耳垢で起こっている可能性もあるので、まずは耳のあな (外耳道)と鼓膜を診察します。耳垢があれば除去します。
● 純音聴力検査
一般診察にて、聴力検査に影響を及ぼす要因(耳垢や外耳道の炎症など)を評 価した上で、聞こえる音の大きさを測定します。
● 語音明瞭度検査
言葉の聞き取りやすさを評価します。
・純音聴力検査:どの程度の音量の音から聞こえるかを評価
・語音明瞭度検査:聞こえた音から、なんと言ってるか理解する能力を評価
加齢性難聴の治療は?
現在の医療では、一度生じた加齢性難聴を治療する方法はありません。
● 耳へのダメージを抑える
まず最初に行うべきこととして、耳へのダメージを抑えるため以下が挙げら れます。
・騒音、イヤフォン難聴など大きな音の負荷を下げる。
・禁煙
・動脈硬化をきたす病気(高脂血症、高血圧、糖尿病など)の治療
● 補聴器
補聴器を使用することで、現在の聴力を最大限生かせるようにすることが できます。
個々の聴力に合わせて適切な調整を行うことによって
・会話が楽になる
・外出が安心になる
・家族とのコミュニケーションが改善
・認知機能の低下予防にもつながる
ことが期待できます。
※補聴器は医療機器です。耳鼻咽喉科での正確な診断と、認定補聴器技能者 による補聴器調整がとても重要です。
● 人工内耳
高度難聴かつ、補聴器でも十分な効果が得られない場合には、人工内耳が適応となることがあります。
人工内耳とは、手術によって電極を内耳に挿入し、聞こえの神経に直接音の刺激を与える医療機器です。適応の方には、病院で手術を行います。
聞こえが改善すると、毎日がもっと楽になります
・家族との会話がスムーズに
・外出や買い物が安心に
・趣味や地域活動が楽しめる
・認知機能の維持につながる
「聞こえづらさ」は、生活のあらゆる場面に影響します。 だからこそ、早めの評価と適切な対応が大切です。
まずは聞こえのチェックだけでも大丈夫です
加齢性難聴は、誰にでも起こる自然な変化です。受診は特別なことではありません。
・耳鼻咽喉科医が耳の診察から行います。
・専門の機器によって、聞こえの程度・聞き取りの能力を評価します。
・患者様の状況と、診察/検査結果に応じて、適切な対応方法をご提案させていただきます。
・補聴器の相談だけでも問題ありません。 ·
・ご家族の方もぜひご一緒にお越しください
よくある質問(FAQ)
Q. 加齢性難聴は治りますか?
A. 失われた有毛細胞は再生しません。耳へのダメージを抑えて難聴を生じにくくすることが大切です。
難聴が生じている場合には、補聴器で聞こえの負担を大きく減らせます。
Q. 補聴器は高齢者のイメージがあって抵抗があります。
A. 最近は小型で目立たない機種が増え、40〜50代から使う方も増えています。
また、地域によりますが、購入費用の一部は助成を受けられる場合があります。
Q. どのくらいの頻度で検査すればいいですか?
A. 聴力の程度によりますが、年に1~2回程度の聴力チェックがおすすめで す。
※あくまで目安ですので、聞こえの変化を感じたらすぐに評価を受けることが大切です。
Q. 家族が聞こえづらそうです。連れて行ってもいいですか?
A. もちろん可能です。ご家族の付き添いも歓迎しています。聞こえの問題は、ご本人だけでなく、ご家族との会話や日常生活にも関わります。
普段の様子をよくご存じのご家族から、聞こえについてお話しいただくことも診療の参考になります。
ご本人とご家族で一緒に聞こえの状態を確認し、今後の対応を考えていきましょう。
気になる方は是非お気軽にご相談ください。
About us
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当院が選ばれる理由
丁寧なカウンセリング
症状やお悩みをしっかりお伺いし、不安や疑問にも丁寧にお答えします。
わかりやすい説明
検査結果や治療方針を専門用語だけに頼らず、分かりやすくご説明いたします。
お子様の診療にも対応
お子様が安心して受診できるよう、やさしく丁寧な診療を心掛けています。
地域に根差した医療
地域の皆様のかかりつけ医として、健康をサポートいたします。
お急ぎの場合は電話窓口まで、
お気軽にお問い合わせください。
【土曜】9:00~13:30/14:30~17:00
※土曜午後のみ予約制
Access
なかよしみみはなのどクリニック
| 住所 | 〒123-0851 東京都足立区梅田3丁目30−7 Google MAPで確認 |
|---|---|
| 電話番号 |
03-6806-3341 |
| 営業時間 | 【平日】9:30~12:30/14:30~18:30 【土曜】9:00~13:30/14:30~17:00 ※土曜午後のみ予約制 |
| 定休日 | 水曜,日曜,祝日 |
| 代表者名 | 中村 吉成 |
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